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「フリーインプロアンサンブル ワークショップ」参加者募集

※開催日(曜日)の表記に誤りがありましたので訂正させていただきました。大変申し訳ありません。(2023年4月24日10時20分更新)

世界的に活躍をするヴァイオリン奏者 マレー飛鳥さんと吉田篤貴さんによる、上級者向けのワークショップを開催します。他者の演奏を聞いて反応し、心をオープンにしながら自由に表現をする感性を養うワークショップです。

もう一歩先に行きたいプレイヤーの皆様、ご応募お待ちしています。

※理論やアドリブの音の選び方などを学ぶ形ではなく、実践で体験していただくワークショップになります。
※こちらのワークショップは事前申し込み制となります。

マレー飛鳥より

弦楽器でアドリブ演奏をしたい人は沢山います。
通常小さい頃から始めているので、みなさんメカニックと言う意味でのテクニックはありますが、もっと自由に弾きたい、譜面から離れて表現したい、全体を見て瞬時にアレンジしながらフィルインするには?そんなスキルを伸ばしたい方のためのドアを開き引き出しを増やすワークショップ。

仕事では失敗を避けて守りに入ることも多いでしょう。

楽しく失敗しながら、安心して自分のできないことを曝け出しながらわかることは沢山あります。

そういうプロ、セミプロ、音大生ぐらいの方々を対象に細かい演奏テクニックを教えるというよりは、作編曲含むインプロヴィゼーションアンサンブルの体験学習。

どのように人の音を聴き、どのように瞬時にトータルのサウンドを考えながら出たり入ったりしていくかを体験するワークショップです。

<ワークショップ概要>

▼日時
2023年6月4日(
 10: 30 集合
 11:00~14:30 ワークショップ本番(3時間半)休憩あり
  参加者は10時30分までにお越しください。
  軽く自己紹介交流と全体の流れの確認をします。
  また、宿題で考えていただいた各自自分モチーフの譜面を配っていただきます。
  各自8枚プリントアウトしたものをご持参お願いします(参加者6人分+講師2人分)

▼場所
日比谷公園内 日比谷図書文化館(小ホール)を予定(東京都千代田区)

▼講師
マレー飛鳥(作曲, Vn, Vla, E Vn )aska strings 主宰
吉田篤貴 (作曲, Vn , Vla, Cl )EMO strings 主宰

▼対象楽器
ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ

▼参加方法
事前申し込み制(当選者のみ)

<参加者募集概要>

▼募集人数
6名

▼応募資格
・ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロいずれかの経験者
・プロ・アマ問いません
・事前に短い作曲宿題(※)がございますので当日までに準備が可能な方
・配信含め、映像記録をさせていただく可能性がございますのでご了承いただける方
・ワークショップ当日、楽器をご持参いただける方

▼※宿題
参加者には4小節程度のシンプルなコードパターン二つを事前に提示いたします。
好きな方を選ぶ、あるいは両方を使ってご自身の好きな拍子、好きなテンポで16小説程度の自分なりのモチーフを譜面に書いてきていただきます。これらは、フリーアンサンブルのためのマップとして使われます。最終的に全員のモチーフをつなげて演奏します。
作曲者による短いモチーフの説明もしていただきます。
(譜面のみからそれぞれの読み解きをいたしますので音資料は不要)

▼当日の持ち物
・ご自身の楽器(ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロいずれか)
・自分モチーフの譜面 8枚(参加者6人分+講師2人分)
※モチーフ書き込み以外に五線紙部分余白があると、それぞれがアンサンブルの中で出来ていく構成など書き込めますのでありがたいです。
・筆記用具

▼応募方法
下記、Googleフォームよりご応募ください。

https://forms.gle/GKx5H3pyUncoYuac9

▼ご記入内容
①氏名
②ご年齢
③お電話番号
④メールアドレス
⑤楽器演奏の活動経歴
⑥当日お持ちになる楽器

【締切】お申込み受付中

▼参加者発表
当選者のみ、5月10日(水)までにメールにて日比谷音楽祭事務局からご連絡をいたします。

<ワークショップの流れ(予定)>

*ステップ1)「シェア&ダイレクション」
作曲宿題について、自分がどんなイメージで何を表現したいかを言葉と音で説明する。
作曲者主体の時間
具体的なアイデアがあるならそれを演奏者の誰かにお願いするのも可

*ステップ2)「オープンマインド&構築」
個々の作曲モチーフをマップと捉えて、最初の作曲者の説明を元にいきなり音を出してみる。
ディレクションにもよりますが、誰が何をやるか未知の世界です。
すぐに優れたアンサンブルになるかもしれないし、全く混沌、迷いの世界かもしれない。
実際に音を出し始めてから閃いたことなどを、最初は作曲者中心にディレクション
→他人のモチーフへの積極的なアイデア出し劇的な変更など遠慮せずに意見交換

演奏者は、最初にシェアされた作曲者からの具体的なアイデアにも固執せず、それを尊重しながら自由に旅立つ。16小説のモチーフを元に曲は長くなっていくことが予想されます。
この時間は曲の構成を作り上げるので、書く作業もあり。 

*ステップ3)「音での会話と遊び」
基本の一曲の構成ができたら何度も演奏で繰り返しながら互いに自由に、
主に音で練り上げていく。
仲間の音や意図にアンテナを伸ばし、気づく、聞き合う大切な時間
役割を自分で変えてみたり、仲間の面白いことに反応してそちらの方向へ世界を広げたり遊ぶ。

ステップ1)~3)までを繋げて順番にやり、6曲が仕上がります。

*ステップ4)「編曲&構成」
出来上がった6曲、拍子もテンポもムードも違うものを繋げ長い一曲にする方法を全員で見つける。
講師が主体となって皆の意見アイデアをまとめます。編曲体験スキルアップ。

*ステップ5)「アンサンブル演奏&オブザベーション」
参加者全員のモチーフを繋げた長い一曲として全員(あるいは何人か抜けて)何回か演奏する。
自分が弾いていたときには見えてなかったことが外から見ると案外面白いようにわかり、
再び参加すると、違うプレイができるようになります。
また、毎回同じプレイに固執せず何人かが休めば
当然全体を見てアンサンブルの中で自分の役割を変えることも必要になります。

<注意事項>
ワークショップ当日は、一般の方もワークショップの内容を見学していただけるよう、会場を一部解放します。ご了承ください。